- 2015/04/16 14:17:16
クレンズジュースは妊婦が飲んでも良い?
妊娠中の体重をコントロールするのはなかなか難しいですよね。
しかも、もし旦那様のご実家などで、産休期間を過ごすなんていう場合には、なかなか断れない食事なども含めて余計に難しさが増します。
ですが、産婦人科で定期検診を受けると先生から「妊婦の太り過ぎは妊娠中毒の危険があるので注意しないとダメですよ。」という注意を受ける方が増えているのが現状です。
妊娠中毒症と言うのは、正確な名称を「妊娠高血圧症候群」と言う病気で、体重コントロールや薄味の食事を心がけるなど、対策が必要です。
特に、妊娠20週目以降は、症状の兆候を放置してしまうと母子共に危険な病気と言われています。
妊娠中毒を防ぐためのジュースクレンズ
適正値よりも増えてしまった体重を素早く戻すのに便利なのがジュースクレンズです。
ですが、クレンズジュースを妊婦の方が飲む事は、あまりおすすめ出来ません。
と言うのも、クレンズジュースと呼ばれるコールドプレスジュースは、リンゴやニンジン、レモンなど、余計な水分を排出する目的でカリウムがたくさん含まれている素材が使われているからです。
理由は、デトックス効果を高くするため。
しかし、妊娠20週目を過ぎて後期に入ろうとする時期の妊婦の身体は、様々な理由でたくさんの水分が必要になります。
これから血流も含めて体が本格的に出来上がろうとしている赤ちゃんのために自分自身の血液量を増やす方向で調整が進むようになっているんです。
さらに言えば、水分を溜め込む母体の働きは、お腹の赤ちゃんのためでもあるのですが、分娩時の出血や破水、胎盤の後産(あとざん)などに備えるためでもあるんです。
じゃあ妊婦はジュースクレンズ禁止なの?
実は、妊婦がクレンズジュースを飲む事を賛成出来ない理由がもうひとつあります。それは効果が薄くなると可能性があるからです。
と言うのも、カリウムが突出した栄養バランスが特徴のクレンズジュースでは、お腹の赤ちゃんの羊水のためと出産時に備えて、水分を溜め込もうとしている妊娠中の女性ホルモンのプロゲステロンの働きと正反対で相殺されてしまうと考えられます。
せっかく、お腹の赤ちゃんのためと自分自身のためにジュースクレンズを実践しても効果が期待できないのでは意味がありません。
じゃあ妊婦はジュースクレンズ禁止なの?と言うとそうではありません。
酵素ドリンクと酵素が摂れるスムージーならば問題ありません。
そもそも妊娠中毒自体が血圧が高くなってしまう病気なので、酵素ドリンクのように数十種類の野菜や果物を発酵させて作られているものには降圧作用が期待できます。
野菜を豊富に幅広く食べるようにしなさい。と言われるのは生活習慣病の一つでもある高血圧を防ぐためでもあります。
つまり、妊娠中の体重コントロールを水分排出で行うのは危険ですが、栄養バランスを整えて血流をスムーズにしてあげる方法ならばむしろ行った方が良いんですよ。
それともう一つ、酵素ドリンクで妊娠中の体重コントロールを行うなら、完全無添加の酵素ドリンクを使う事をおすすめします。
酵母菌の力と温度管理だけで発酵された酵素ドリンクは妊婦の方でも飲んでいらっしゃる方が多いんですよ♪
完全無添加の酵素ドリンクとジュースクレンズの力で積極的な妊婦の健康管理を進めてくださいね。